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科研日誌
2009.06.01
- 科研の第一回のキックオフ研究会を6月20日に開催することにした.
ラフなスケジュールはこっち.
→/~hato/kaken/conference.html
- 科研で4年間かけて何をすべきかについてはだいたい計画済みなんだけど,センサスの会議に出たり,PTの戦略論文などを書いていて,
何を計測するか,何をモデル化するかについては,急速に時代感が違ってきてる気が
したりもして,単純にday-to-dayとかwithin-dayといった時間の分解能や空間観測
の分解能をできるだけ細かくして,いろんなことに対応できるというだけじゃ不十分
なんだろうな.
- EUの連中なんかと話すと,もう当たり前にサービスインテグレーターのことを
モデルやってる人も観測をやってる人も考えていて,静的な計画ではなく
て,サービスそのもののシステムアーキテクチャが戦略になってきているような気すら
する.もちろん古典的な駅の設計などもあるんだけど,篠原先生などと一緒にやっている
そういう仕事ですらも空間設計という概念の中にモビリティが包含されつつあって,より
高精度なものが求められているんじゃないかと思う.
- もちろん費用便益のような大きな枠の話と国の役割も大切なんだけど,そいう話に
加えて地方分権や高齢化する地域,環境問題や公平な移動権なんかの話などと一緒に
もう一回見直したとき,どういうスケールの移動空間戦略を考えることに価値があって,
工数をさくべきなのかをあらためて考えてほうがいいんじゃないだろうか.と思ってみたり.
- 先週第二回のBinNセミナーを学生さんのリクエストにより福田さんにお願いして
みた.社会的相互作用は記述的にいけばネットワークゲームみたいな話だし,総体と
して捉えるならボーズ・アインシュタイン凝集みたいな話で,
相転移をどこで起こすかみたいな話はとってもおもしろかった.
2009.04.12
- 調べ物をしていて,Sheffiのところで学位をとってる人ってやっぱりOR系だなあ
と改めて思ったわけだが,プラニングというよりはシステム実装する人であって,
日本の場合は研究をしていてもインプリケーション重視な人が多くてあまり実装に
関心がいかない気がするが,ああいうのは一体全体どういうことなんだろうかと
不思議に思ったり.MITが土木講座をリストラクチャリングしたときに,はっきり
エンジアリング志向に舵をきったのと比べるとずいぶんふわふわしている印象がある.
- 金森くんと均衡配分の話をしていて行動データと行動モデルのスケール感の話は
よくでるんだけど,ネットワークデータのスケールについてはあまり意識してない
よねという話になって,計算性の議論でも,選択肢の認知という意味でも重要なん
だけど,確かにその通りである.
- 科研日誌というのをはじめてみた.主に科研関連の話を書く予定.