|概要
|メンバー
|会議
|論文リスト
|科研日誌
|動画
|議事録
|
科研基盤A 課題番号:21246080 期間:2009-2013
プローブ技術を援用したデータフュージョン理論による総合交通行動調査
論文・講演資料リスト
- 山川佳洋,羽藤英二,プローブデータを基本にした空間経路配分モデル,
第39回土木計画学研究発表会,CDROM, 2009. (Yamakawa, Y., and Hato, E. (2009),
Spatial route assignment model baced on probe person data,
Infrastructure Planning and Management 39th Annual Meeting in Spring(CDROM).)
概要:
近年、GPS 携帯電話を用いた交通行動データの観測手法であるプローブパ
ーソン技術の発展を背景として,豊富な位置情報を活かした新たな交通行
動モデルリングが行われている.経路選択モデルも例外でなく、同一個人
の複数日の行動データからOD 間での個人の選択肢集合生成や個人の行動
範囲など様々な経路選択分析が行えるようになった.本研究では界隈な
どの都市空間認知といった人の複雑な意思決定機構を考慮し、さらにGP
Sから得られた位置データに対してルートマッチングを行うことなくネッ
トワークフリーデータとして扱うことで操作誤差を減らした、新たな経
路選択モデルのモデリング手法を提案する.このモデルでは交通シミュレ
ーションモデルへの組み込みも想定しデータ取得からモデリングまでの計
算時間も短縮している.そしてそれらを考慮したn-GEV モデル(Daly and
Bierlaire,2006) 型経路選択モデルのパラメータ推定を行う.
- 武智環,羽藤英二,個人の行動パターンのシーケンシャルマイニング,
第39回土木計画学研究発表会,CDROM,2009.(Takechi, T. and Hato, E.(2009),Sequential mining of an individual activity pattern,
Infrastructure Planning and Management 39th Annual Meeting in Spring(CDROM).)
概要:
人の行動は多様化し,それぞれが異なった生活スタイルを持つ.結果,
個人の日々の行動から得られる目的地選択肢集合は異なり,行動の予測
を立てることは困難である.そこで,本研究では,日々の行動の中に存
在するであろう周期的な行動に着目した.出発・目的地施設,訪問日時,
といった情報のみから,モニター固有の行動パターンの周期性を見出す.
そして,モニターにとってその施設はどれくらいの周期・タイミングで
訪れるのか,訪問施設の前後関係や時刻・曜日などの,その施設に行く
条件は,といったルールを,マイニングを行うことで評価する.出発地
目的地,出発到着日時について解答されたアンケートデータを用いて個
人の活動の周期性を分析した.
- 藤井敬士,羽藤英二,自転車利用時の活動に着目したアクティビティモ
デルの構築,第39回土木計画学研究発表会,CDROM,2009.(Fujii, K. and Hato, E.(2009),
Travel-Activity Model focused on Usage of Bicycle,
Infrastructure Planning and Management 39th Annual Meeting in Spring(CDROM).)
概要:
都市における移動をとりまく環境が大きく変容しようとしている.地球環境問題やエネルギー問題,道路空間の再配分やそのための財源問題は,人の移動を自動車からより環境負荷の低いモビリティへの転換を迫っているといえよう.このような状況において,自動車の代替手段としての私的短距離交通手段の特性を明らかにすることが求められているのではないだろうか.
本研究においては,Bowman and Ben-Akiva (2000)に見られるようなアクティビティモデルを適用することで,自転車を用いた交通行動の日単位での特性を明らかにすることを目的としている.個人について長期間にわたって系列的に取得した,精度の高いデータを用いることで,アクセス/イグレスや他の交通手段との乗換えといった自転車を利用した交通行動の特徴的な因子を反映したモデルを構築することが可能となった.
- 原裕輔,羽藤英二,自転車共同利用オークションサービスの実装と
そのマイクロストラクチャーに関する研究,第39回土木計画学研究発表会,
CDROM, 2009.(Hara, Y. and Hato, E.(2009),
A Implementation of Bike Sharing Auction System and a Study of the Microstructure,
Infrastructure Planning and Management 39th Annual Meeting in Spring(CDROM).)
概要:
本研究では,我が国初の交通サービスオークションの社会実験として,
横浜のみなとみらい地区で実施した共同利用自転車オークションの分析
を行った.本社会実験では,最初に参加者にランダムに当日の共同利用
自転車を利用できる権利(利用権)を配布して,参加者間で取引を行うこ
とで効率的な配分の達成を目指すダブルオークションと,オークション
管理者が売り手の役割を一手に引き受け,参加者は必要な利用権を購入
するだけでよいシングルオークションの2パターンを実施した.同時実
施した参加者のプロープパーソンデータによる生活行動パターンとオー
クション参加,共同利用自転車利用の関係性を明らかにし,スケジュー
リングコストやオークション参加の手間のコストの存在が効率的な資源
配分に影響を与えていることを明らかにした.また,今後展開されるで
あろう交通サービスオークション設計に対する有用な示唆を与える.