東京大学 羽藤研究グループ > 講座 > 2026 > 行動モデル夏の学校2026 > 当日のまとめ
第25回行動モデル夏の学校2026は、対面形式を基本としながらZoomを併用したハイブリッド形式にて、2026年9月7~9日にかけて行われました。 招待講義 Invited lectures /日本語講義 Japanese Lectures / 英語講義 English Lectures / BinN Awards Ceremony / 演習 Group work / 表彰 Award |
招待講義 Invited Lecture
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Prateek Bansal (NUS) |
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日本語講義 Japanese Lecture
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柳沼秀樹(東京理科大) |
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佐々木邦明(早稲田大) |
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井料隆雅(東京大) |
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浦田淳司(筑波大) |
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瀬尾亨(東京科学大学) |
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英語講義 English Lecture
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Takao Dantsuji (Waseda University) |
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Makoto Chikaraishi (Hiroshima University) |
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Li Xinwei (NUS) |
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BinN Awards Ceremony
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Makoto Chikaraishi (Hiroshima University) |
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演習 Group work
課題:行動モデル推定
プローブパーソンデータ(ロケーションデータ、ウェブダイアリー)・土地利用データ・交通ネットワークデータを用いて、離散選択モデルをはじめとした行動モデルの構築と推定をグループごとに行い、成果を発表しました。
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01.IITB slide Summary:This study develops a joint travel-choice modelling framework for Toyosu, integrating vehicle ownership, location, mode, and departure-time decisions through a common unobserved factor. Using 241 work-trip observations, the results highlight strong rail dependence, AM-peak concentration, and land-use effects on destination choice. Policy simulation shows that reallocating vacant land toward railway, industrial, and waterfront uses can redistribute work trips away from highly concentrated inner rings, supporting peak-crowding reduction strategies.
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02.愛媛大学 slide 発表概要:歩行者の回遊行動に与える要因を分析するため,実際の所要時間と最短経路を利用した場合の所要時間の比を回遊指標として定義した.この指標を用いて,豊洲のPPデータを対象に,気象条件や経路の空間特性などを説明変数として重回帰分析を実施した.その結果,建造物の密度が低いことなど,空間的なゆとりを有する環境が回遊を促すことが示された.また,街路樹密度の低下が回遊を抑制する可能性も示唆された.
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03.広島大学A slide 発表概要:歩行者の経路選択は移動コストだけでなく,街路景観の認知に左右される.だが従来の画素比率による指標では,文脈的特徴を捉えきれない.このチームは,VLMで街路環境をテキスト化した公開データセットを用い,これを効用変数とするロジットモデルを構築した.語彙構成を主成分分析によって解釈可能な景観軸へ縮約して効用関数に組み込み,認知情報を考慮した選択行動のモデル化を試みた.
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04.広島大学B slide Summary:Tohoku region population is declining over the years, mostly caused by migration to Kanto region. We try to model this phenomenon by using Nested Logit with behavior vs. stay as the outer nest, and the zone of destination as the inner, utilizing Tohoku Panel Data. We believe that the decision of staying is also affected by social environment, hence we add peer share and localities attachment as regressors. These social attachments factors produce significant results except for (surprisingly) the involvement in social activities. Furthermore, we find housing as the strongest parameter and therefore recommend to ease house ownership for people who already been or planning to live long enough in the Tohoku region.
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05.熊本大学 slide 発表概要:公共交通が発達した都市部と自動車依存度が高い地方部において、居住地周辺環境の違いがトリップ数に与える影響について分析を行いました。データには松山PPと横浜PPの業務系以外のトリップを用い、トリップ数を順序プロビットモデルで推定することで二都市間の比較分析を行いました。最終的に、用途地域の混在数やトリップ数のカテゴリ間の閾値に着目し、考察を行いました。
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06.名古屋大学 slide 発表概要:東北在住者を対象とした居住地やライフイベントなどに関する20年間のデータをもとに、居住地選択に関する行動モデルを推定した。政策シミュレーションを行い、可住地面積あたり第三次産業事業所密度や仙台市、関東へのアクセス時間が東北地方からの流出に影響するという示唆を得た。
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07.筑波大学F slide 発表概要:
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08.筑波大学O slide 発表概要:日帰り観光客は,残り時間とその後の予定を意識しながら訪問先と滞在時間を決めているという仮説のもと,Habib型の離散連続モデルとRecursive Logitモデルを統合した観光地回遊モデルを構築しました.将来効用の価値関数をNNで近似し,計算時間を約1/10に短縮する工夫も行いました.松山市の観光客データにモデルを適用し,道後温泉が利用できない場合の回遊・効用の変化を可視化しました.
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09.芝浦工業大学 slide 発表概要:東北地方の2005~2024年のパネルデータを用い、結婚・出産・就業などのライフステージと転居意思決定の関係を分析した。動的離散選択モデル(DDCM)により将来効用を考慮した居住地選択を表現し、転居先では子育て支援や1人当たり緑地面積の影響を推定した。さらに、宮城県の児童福祉費割合を変化させ、居住割合への影響を政策シミュレーションにより検討した。
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10.東京科学大学・金沢大学 合同チーム slide 発表概要:私たちのチームは豊洲のコロナ前後のパネルデータを用い、同一就業者が業務後に私事外出するかの二項ロジットモデルを構築しました。基礎分析ではコロナ禍の2020年に業務後の外出が多いとわかりましたが、これはコロナ禍とテレワークの影響が重なった状態であるとしたとき、モデルからコロナの影響を除きテレワークだけの状況を想定すると、業務後の外出が減少することが分かりました。
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11.東京理科大学 slide 発表概要:新規交通手段の需要予測における、実観測データだけでは把握できない選好を補完する手法として、LLMを用いた仮想PPデータの生成を試みた。豊洲ー日本橋間のPPデータから利用者ペルソナを作成し、舟運を選択肢に加えた交通手段選択をLLMにより生成した。実観測PPとの比較から、時間・費用感度を概ね維持しつつ、舟運固有の選好を推定できる可能性を示した。
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12.早稲田大学 slide 発表概要:豊洲プローブパーソン調査の同一人物 146 人・3 年分のパネルを用い,2019 年から 2021 年にかけて手段選択モデルの時間係数が変わったかを個人固定効果 MNL で検証した。回答者全員で年別に推定すると時間係数の差は有意だが,同じ人の中では車内時間と端末時間の係数に変化の証拠は無く,変わったのは徒歩時間の係数と定数項であった。鉄道分担率 −17 pt の主因は通勤日の減少とトリップの近距離化であり,どちらの年の係数を用いても施策評価の結果はほぼ同じであった。
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13.山梨大学 slide 発表概要:本発表は山梨県のリニア開業を見据え、通勤者のアクセス・イグレス時間の短縮がもたらす効用を分析した。分析の結果、交通機関利用後のイグレス時間の方が効用に大きな負の影響を与えることが判明した。BRT整備等で時間を7分短縮すると年間約18万円の便益が生じるため、二次交通の速達化や駅周辺の開発を提言した。
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14.東大交通研A slide 発表概要:
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15.東大交通研B slide 発表概要:
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16.東大原研 slide 発表概要:本研究では、渋谷駅周辺における歩行者の改札口選択に着目し、周辺施設や街路環境などの要因を用いて改札口選択モデルを構築した。分析結果から、人々がどのような要因に基づいて改札口を選択しているのかを明らかにし、渋谷における人流の特徴を考察するとともに、混雑緩和や今後の街づくり・都市開発に向けた示唆を提示した。
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17.東大福田研 slide 発表概要:
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表彰 Award
行動モデル夏の学校には例年、数理的にモデリングをつめられていたグループには、故・上田孝行先生にちなんだ香住賞が、行動分析によって興味深いfact findingを実現したグループには、故・北村隆一先生にちなんだDavis賞が送られます。今年度の受賞チームは以下の通りです。
香住賞:04.広島大学B
Davis賞:07.筑波大学O
総合1位:04.広島大学B